お知らせ
高圧区分開閉器(PAS)は定期交換が必要です
2024-11-11
高圧の電気を使用する事業所には「高圧区分開閉器」が必ず設置されています
敷地内引込電柱の一番上にある四角の箱がこれです。電力会社とお客様の財産、安全管理上の区分点になっているので「区分開閉器」と呼ばれています。
万一の事故時にはこの区分開閉器が瞬時に電気を止めて、地域全体への波及事故を防ぎます。
いわば高圧回路の漏電ブレーカーのような働きをしている大切な機器です。確実に動作しなければなりません。しかし屋外にあるため雨雪や日射にさらされ、雷の影響もとても受けやすい場所となっています。
このため、経済産業省や電力会社などでは「高圧区分開閉器の10年毎の交換」を推奨しています。
「古くなり、壊れてしまう前に交換する」重要機器はこれが大原則です。
10年以上経過したものは早めの交換工事をお願いします。各事業所が地域に迷惑をかけないための社会的責任の一部でもあります。